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蓮池潭

泮水荷香蓮池潭(「泮水-ハンスイ-」とは学問所や孔子廟の近くに作られた池)

蓮池潭はもともと「蓮花潭」と呼ばれ、高雄市左営区の東側に位置し、南は亀山、北は半屏山に面しています。長さは1400m、幅約400 m、水深は1~2mで、かつての面積は75haでしたが、孔子廟と環潭道路の建設により、現在では42 haになっています。1686年、鳳山の楊芳声県知事は孔子廟を建設する際、蓮池潭を孔子廟の泮水とし、ハスの花を植えました。夏には満開の花の香りが辺り一面に漂い、「蓮池潭」という名前が付けられました。「泮水荷香」は清の時代、鳳山の八大景観のひとつに数えられていました。

清康熙44年(1704年)に、鳳山県の宋永清知事は孔子廟を改修し、あわせて蓮池潭も再整備しました。道光22年(1842年)には、曹謹知事や鄭蘭らによって、蓮池潭は灌漑用貯水を目的として拡張され、水路が開拓されました。この開拓工事のおかげで、周囲数千甲の田んぼに水を引き、左営は豊かな土地になったと言われています。また、水害の際には、洪水を防止したり、貯水・放水などの機能があります。

 

曹公新圳の貯水池

蓮池潭は高屏渓水を水源とし、曹公圳から大社、仁武、鳥松を結ぶ曹公新圳の最終の貯水池です。池の水は左営中学校二条水路から內惟埤を経て、千畝田に流れ込んでいます。凹仔底の都市計画により、農地が宅地に変わり、高層ビルが建てられたため、現在では本来の水路としての機能は失われています。

 

蓮潭の絶景の夕日

1953年以降、蓮池潭には春秋閣、龍虎塔、孔子廟、北極玄天上帝などが続々と建造されました。市によって蓮池潭風景区として整備され、高雄市民にとって憩いの場所となるとともに、名勝地として台湾内外に知られるようになりました。

蓮池潭では早朝と夕方に霧が立ち上り、池の畔の美しい景色が浮かんでは消える様子は非常に神秘的です。特に雨量の多い夏には、豊かに湛えられた水が波立ち、湖畔の柳や水面に浮かぶ浮草やスイレンが風に揺れ、まるで桃源郷のような美しさです。


近年、高雄市の建設計画が進み、蓮池潭は新たに「光の池」という美しい名で呼ばれています。夕暮れ時には、薄暗い闇の中に美しい灯りが浮かび上がり、心打たれる風情が広がっています。

 

感想

風光明媚な蓮池潭は高雄でも有名な名勝地の一つで、以前から人々に憩いの場として親しまれてきました。高雄市も蓮池潭の夜の美しさを、「光の池」という新たなスポットとして積極的に整備し、水面に光と波が織り成す美しい光景を作り出しています。文化的、歴史的に価値の高い蓮池潭を保護し、この絵のように美しい景色が消えないようにしなければなりません。

 

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